腰痛は多くの人が経験する身体の不調の一つであり、その原因はさまざまですが、骨盤の状態が腰痛に影響を与えることがあります。
特に日本人は腰痛を抱える方が多い傾向にあります。
体の土台となり腰の動作に大きく関係する骨盤が歪むことにより腰痛になる可能性が高くなります。
腰の痛みは多くの方があると思いますが原因は骨盤やその筋肉にある場合が非常に多いです。
今回は、腰痛と骨盤の関連性について考えてみましょう。

1. 骨盤の歪みと腰痛

骨盤が適切な位置にない場合、腰痛が引き起こされることがあります。
骨盤が歪むと、脊椎や周辺の筋肉に不均衡が生じ、腰部への負担が増加します。
最近ではデスクワークなどが多くなり姿勢が悪くなったり骨盤への負荷が多くなり腰痛になるケースが増えています。
また姿勢が悪くなると骨盤の歪みや異常が起こり筋肉や神経に対して負荷が大きくなります。
これが慢性的に続くと、腰痛の原因となります。

2. 骨盤の不安定性と筋肉の影響

骨盤が不安定な状態にあると、周りの筋肉がかばうようになり筋肉が疲労していきます。
しかし、これが継続すると、特に仙腸関節周りの筋肉に過度なストレスがかかり、腰痛が発生することがあります。
姿勢不良や座り姿勢など継続的な負荷が筋肉や血流に大きな負荷となります。
特に骨盤周りでは起こりやすく血流低下や筋肉の硬さにつながり腰痛や肩こりにまで発展することもあります。

3. 姿勢の乱れと腰痛

骨盤の位置が正常でない場合、それに伴って姿勢も乱れが生じやすくなります。
骨盤は体の中心にあり骨格の土台になります。
骨盤の歪みによって体のバランスは大きく左右されます。
実際にどれだけ筋肉があっても骨盤が歪むとバランスをとることはできませんが骨盤矯正などで整えるとバランス検査でも正常になることは多くあります。
不良な姿勢は腰椎に不必要な圧力をかけ、腰痛を引き起こす可能性が高まります。

4. 運動不足と骨盤周りの筋力低下

骨盤周りの筋肉が弱体化すると、骨盤のサポートが不足し、腰部への負担が増します。
特にインナーマッスルが骨盤や姿勢を維持するのにとても大切な筋肉です。
現代の生活ではインナーマッスルが低下しやすく骨盤の歪みが起こりやすいとも言われています。
インナーマッスルのトレーニングは難しくプロアスリートでも苦労することがあります。
当院ではインナーマッスルをトレーニングできる医療機器にてサポートさせていただいております。
運動不足や長時間の座り仕事が原因であれば、骨盤周りの筋力トレーニングが腰痛の軽減に寄与します。

まとめ

腰痛と骨盤の関係は密接であり、骨盤の状態が腰痛の発生や悪化に影響を与えることがあります。
整骨院では、腰痛の原因を特定し、適切な骨盤矯正や筋力トレーニングを通じて腰痛の緩和をサポートするアプローチが提供されています。
個々の症状に応じた専門的な治療が重要であり、早めの対策が腰痛の改善につながります。